ニューヨーク
(ビジネスワイヤ) — 抗体を提供する世界的企業のセル・シグナリング・テクノロジー(CST)は本日、生物医学研究向けに市場初カテゴリーとなるIHC確認済みヒト特異的VISTAウサギモノクローナル抗体(mAb)のリリースを発表しました。発表は米ニューヨーク州ニューヨークで2015年9月16~19日に開催中のCRI-CIMT-EATI-AACR第1回国際がん免疫療法カンファレンス「橋渡し研究により科学を生存に生かす」(Translating Science into Survival)で行われました。
VISTA(T細胞活性化の免疫グロブリンV領域抑制因子、C10orf54、GI24、SISP1)はネガティブ制御の免疫チェックポイントタンパク質として、T細胞活性化と免疫反応を調節します。VISTAはそのネガティブ制御の役割により、腫瘍免疫療法の分野で重要な標的となりました。腫瘍免疫療法は、腫瘍が発生し、免疫抑制性の微小環境で成長するために利用する機序を解体することにより、優れた治療選択肢の開発を追求する分野です。
VISTA (D1L2G™) XP® Rabbit mAb #64953は、免疫組織化学およびウエスタンブロット法を使用する研究の用途で、ヒトVISTAを認識できるよう、CSTの厳格な基準を採用してバリデーションを実施済みです。
本日の発表は、腫瘍免疫療法の研究分野における極めて重要な標的を認識できるようにデザインした一連の抗体のリリースに続くものです。これら抗体にはPD-L1 (E1L3N®) XP® Rabbit mAb #13684、PD-1 (D3W4U) Rabbit mAb #15121、CTLA-4 (D4E9I) Rabbit mAb #15119、OX40 (D1S6L) Rabbit mAb #15123、B7-H3 (D9M2L) XP® Rabbit mAb #14058、B7-H4 (D1M8I) XP® Rabbit mAb #14572が含まれます。
CSTの最高経営責任者(CEO)であるマイケル・J・コームは、次のように述べています。「これら製品のリリースは、腫瘍免疫療法コミュニティーに完全なターンキーソリューションを提供する一流企業としての当社の地位を強化するものであると、私たちは思います。腫瘍免疫療法の研究は、がんがいかにして成長するかについての理解を深めると同時に、その治療のためのアプローチを改善する可能性を秘めていると当社は認識していますので、この重要研究分野の前進に役立つ製品を提供できることに満足しています。」
CSTの主任科学者であるマット・シルバー博士が、2015年9月16日(水曜)の会議で、これら抗体の性能を示すポスター発表を行います。
CSTについて
セル・シグナリング・テクノロジー(CST)は科学者らが創立した非上場同族企業で、生物医学研究界に高品質の研究ツールを提供することに専心しています。当社従業員はマサチューセッツ州にある米国本社と、オランダ、中国、日本の営業所を拠点に、世界規模で事業を展開しています。
XP®、D1L2G™、E1L3N®、Cell Signaling Technology®、CST™はセル・シグナリング・テクノロジーの商標です。
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