パリ
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(ビジネスワイヤ) — テラヴェクティスは本日、デラウェア州衡平法裁判所が下した裁定を発表しました。裁定は2014年7月にテラヴェクティスがImmune Design Corp.(IDC)を相手取って起こした訴訟における予備的差し止め命令の申し立てに関するものです。訴訟でテラヴェクティスは、IDCがHenogen SA(以下Henogen)のテラヴェクティスに対する独占的製造義務に違反して、IDC向けレンチウイルスベクターの製造をHenogenに仕向けることで契約上の権利を違法に妨害し、またIDCがテラヴェクティスの企業秘密を盗用したこと、その他の争点につき主張しています。
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(Photo: Business Wire)
裁定でデラウェア州裁判所は、違法な妨害を訴えるテラヴェクティスに本案勝訴の合理的な可能性があり、また「『IDCの行為』は企業秘密の盗用を行ったとの事実認定が後に裁判記録で支持されるであろう」と判断しています。裁判所は今の時点で差し止め命令を発することは拒否したものの、テラヴェクティスがIDCに対して「過去の損害に対して権利主張できる可能性がある」こと、また「『IDCの』行為に対処するために用意された最終的な救済措置が『最終的に』認められるであろう」と明示的に認めました。裁判所は、本件訴訟の現時点の予備的段階において、2015年中に今後開かれる予定の裁判より以前にテラヴェクティスが被ると考えられる追加的損害について、その正確な性質と程度に関する問題が残っていると、判断しました。
テラヴェクティスのRenaud VAILLANT最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「当社の契約上の権利をIDCが違法に侵害していることを確認する当社の訴えが認められるであろうと裁判所が認識していることは、当社にとって大きな喜びと励みとなります。当社は今回の提訴の結果について楽観視しています。」
テラヴェクティスについて
テラヴェクティスは完全統合型の創薬・臨床開発バイオテクノロジーを手掛ける非上場企業で、パスツール研究所を前身としています。
テラヴェクティスは15年以上にわたってレンチウイルスベクター分野の基礎研究に投資しており、パスツール研究所の知的財産権について世界規模での独占権を確保しています。
テラヴェクティスは、保有するレンチウイルスベクター技術プラットフォームを基盤に、当社専有の差別化したCAR T細胞技術プラットフォームを含め、がんおよび感染性疾患と闘うための治療用ワクチンおよび免疫療法の開発に当たっています。
テラヴェクティスは著名な投資家や、世界的なバイオ製薬企業の元経営幹部らの強い支持を得て、研究開発活動とGMP順守の社内生産設備で急速な進歩を続けています。
テラヴェクティスは単独または提携先との協働にて、臨床開発プログラムを加速し、2015年にオンコロジー分野でさらに2件の第I/II相臨床試験を開始する計画です。
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