米カリフォルニア州サンマテオ & 上海
(ビジネスワイヤ) — NASHおよびがんの治療を目的とした分子標的経口低分子薬の創薬と開発に傾注する世界的なバイオ医薬品企業のTerns Pharmaceuticals Inc.は本日、エリン・クワーク(M.D.)を最高医学責任者(CMO)に任命したと発表しました。クワーク医師は臨床医学と医薬品開発における20年以上の経験を有し、最近はギリアド・サイエンシズで臨床研究担当バイスプレジデントを務めており、こうした経験を持ち寄ってくれます。
Ternsの社長兼最高経営責任者(CEO)であるWeidong Zhong博士は、次のように述べています。「クワーク医師は非常に熟達した医師であり、感染性疾患と肝疾患に対する新しい治療薬の開発・登録で幅広い実績を持っています。クワーク医師の専門能力は、TERN-101、TERN-201、将来のパイプライン候補を含むNASH治療薬の当社ポートフォリオを臨床の場において前進させる上で、非常に貴重なものとなります。当社の成長にとって非常に重要なこの時期にクワーク医師を迎えることができるのは大きな喜びです。早期および後期の両段階の医薬品開発においてクワーク医師が実証してきたリーダーシップと経歴は、成長を続けるTernsの臨床開発チームを主導する上でうってつけです。」
クワーク医師は次のように述べています。「この献身的なチームは現時点で承認済みの治療薬が存在しないNASHの治療薬開発に傾注しており、このチームに加わることは大きな喜びです。臨床開発における経歴での経験を生かして、これらの重要な医薬品候補を前進させていきたいと思います。」
クワーク医師の前職はギリアド・サイエンシズの臨床研究担当バイスプレジデントで、ギリアドのHIV処置/予防/治療製品の臨床開発のあらゆる段階を統括し、同社のHIVポートフォリオに関する戦略およびライフサイクルメンテナンスを担当し、多くの化合物やコンビネーションプロダクトを臨床開発に進め、薬事承認のプロセスにこぎつけさせました。クワーク医師はまたエボラウイルス病に対する抗ウイルス薬を含め、ギリアドの新興ウイルス性疾患や顧みられないウイルス性疾患のポートフォリオに含まれる低分子薬の臨床開発も主導しました。クワーク医師はギリアド入社前、メルクの臨床研究担当ディレクターを務め、メルクの治験用HIVワクチン製品の臨床試験を前進させ、C型肝炎ウイルス感染に対する低分子薬の臨床開発を統括しました。クワーク医師はコロラド大学からMDを取得し、セントルイス・ワシントン大学で内科と感染性疾患の研修を修了しており、製薬業界に就職する前は同大学の教員を務めていました。
Terns Pharmaceuticalsについて
カリフォルニア州サンマテオと中国の上海に拠点を置くTerns Pharmaceuticalsは、肝疾患およびがんの治療を目的とした分子標的経口低分子薬の創薬と開発に傾倒する世界的なバイオ医薬品企業です。当社は疾患生物学、医薬品化学、中国における広範な臨床開発能力という専門力を動員して、臨床的にバリデートされた標的や前臨床バリデーションの結果が有意義だった標的を対象に、最適化された医薬品の成長し続けるパイプラインを前進させています。当社の使命は、資本効率が高い創薬モデルを活用し、世界的な開発プログラムないし特定地域向けの開発プログラムを通じて、サービスが不十分な市場の患者に対し、有望な新薬を届けることです。Ternsは、中国では規制当局の承認に基づき初期開発活動に傾注し、世界の他の市場では臨床開発を探求する計画です。詳細情報についてはwww.TernsPharma.comをご覧ください。
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